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2010年2月18日

Снег идет ~ 雪がふる

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雪がふる 雪がふる

さながら ふるのは 雪片ではなく

つぎだらけの古外套をまとって

大空が 地上へ降りてくるようだ



さながら 奇人めいたしぐさで

うえの階段の 踊り場から

こっそりと 隠れん坊遊びをしながら

空が 屋根裏から降りてくるようだ


それは 人生が待ってくれないということだ



雪がふる 厚ぼったく 厚ぼったくふる

雪と歩調をあわせて 同じ足どりで

あるいは 同じすばやさで

たぶん 時間も すぎてゆくのだろう



たぶん 年は 年を

追ってゆくだろう 雪がふるように

あるいは 長詩のなかの言葉のように



雪がふる 雪がふる

雪がふると 何もかも あわてふためく

すっかり白くなった道行く人も

びっくりしている木や 草も

十字路の曲がり角も



「雪が降る」  (Снег идет)

 パステルナーク 作  稲田定雄 訳

  

  

  

 

そんな詩が響いてくる、今日この頃だ。。

 

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